とっさの時の対処に必要な事
救助者が気をつける事
救助者は、救助に際して次のことを自覚する必要があります。
・ 救助者自身の安全を確保する。周囲の状況を観察し、二次事故(災害)の防止に努める。
・ 原則として医薬品を使用しない。
・ あくまでも医師などに引き継ぐまでの救命手当・応急手当にとどめる。
・ 必ず医師の診療を受けることをすすめる。
・ 死亡の診断は医師がその資格において行う。
よりよい協力者を
手当の全部を1人で完全に行うことはむずかしい。傷病者に対してよりよい手当を行うと同時に、周囲の状況に対処するため、よい協力者が必要です。
傷病者の救出、救命手当や応急手当、119番通報、資材の確保、搬送、群衆整理など協力を必要とすることが多くあります。